ごはんの話~つや姫は冷めても美味しくて濃厚な甘みがあった~

この匂いは今まで嗅いだことのない濃厚な甘みのある匂いでした。そして冷めても味がしっかりしていることがわかりました。

農繁期はかつて私は賄い専門でした。

おはようございます。家ではかつて食べる分ほどのお米を作っていました。それこそ私が嫁入りしたての頃は、田植えや稲刈りのたびに親戚を呼んで農作業を手伝ってもらい、そのたびに私は賄いを任されていたのでした。

私が、私が作ったのに!

もてなす側というものは謙虚が美徳っぽいところがあり、私が、私が作ったのに!なんにもないわけないのに婆ちゃんが「なんもねぇばって(何にもないけどの意味)」と親戚にご飯をふるまうたびに、私はモヤモヤした気分になったものでした。

それが時代の流れで、農作業も効率化することで家族だけでお米を作るようになり、私は賄から解放され安堵するようになりました。

わが家のお米事情

更に月日は流れ、病気がちな若婆ちゃんが亡くなり、年寄り婆ちゃんも亡くなり、爺ちゃんもめっきり弱くなり、その爺ちゃんも今はグループホームにお世話になりお米を作ることが出来なくなりました。ただ、こだわりというか、さすが秋田県民だと思うのが、振り返るとわが家のお米事情はずっとあきたこまちオンリーでした。

輸入米のお味は

平成5年のことでした。その年は記録的な冷夏に見舞われ、農作物はかつてない打撃を受けました。当然のことながらお米も。その年はどこもお米が品薄で、挙句の果てにお米は輸入米とのセット販売をされるほどでした。

当時私は秋田市に住んでいて子供も小さかったことから、農作業の賄いを手伝える状態ではなく、手伝ってもいないのにお米を貰うなんて図々しい真似はしたくなかったので、輸入米2㎏を含むセット販売のお米を買ってみたところが・・・・

まずいっ!

こんなにも普段食べていたお米が美味しかったことを再認識するのでした。そして勿体ながりの私なのに、結局は食べず終いの輸入米を最後には廃棄処分してしまったのでした。罰が当たりそうですが、本当にこの世のものとは思えないまずいお米だったのです。

あの時の冷夏は最後であってほしいけれど、今年の暖冬はこの夏にどんな異常気象をもたらすのか、そして稲作に影響があったらどうしようって今から心配でなりません。

つや姫に浮気してみた

さて、お米を作らなくなってからはお米は買うしかなくなりました。おっとうが単身赴任してからはお米の消費量は激減し、食の部分については私が食べたいものだけ買える身分?になりました。お米も。

ちょっと前の話になりますが、ドラックストアでお米を品定めしていた時に(あの冷夏の時の輸入米を除いての話ですが)、あきたこまちじゃないお米ってどんな味なんだろう?と思ってしまい、好奇心からつや姫を買ってみたのでした。

つや姫を炊いてみると、炊飯器からは今までとは明らかに違う匂いが漂って来ました。あきたこまちとは全く違います。

決してあきたこまちを評価していないわけではありませんが、この匂いは今まで嗅いだことのない濃厚な甘みのある匂いでした。また、私は一人暮らしになってからは炊いたご飯はすぐ取り分けるようにしていて、冷めたご飯を食べてみたところ味がしっかりしていることがわかりました。またつや姫は噛むと味わい深いことがわかりました。

あ~~~、こういうことなんだ!

って私はあらためて思いました。あきたこまちのきりたんぽが美味しいように、つや姫はつや姫で美味しい食べ方があることを実感した瞬間でした。

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