セブンイレブンから比内地鶏親子丼が販売されています
コンビニ大手のセブンイレブンから比内地鶏親子丼が販売されています。それは新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、全国的な外出自粛により観光地や飲食店から客足が遠のいたことで、比内地鶏の流通が大きく減少したと言う背景がありました。
比内地鶏業界の痛手
実際のところ、全国的な外出規制によって飲食店の売り上げは激減!休業はおろか閉店を余儀なくされた飲食店もあります。全国的にはところにより売り上げが9割減と驚異的な現実を突きつけられたお店もあったりします。
比内地鶏業界では、出荷量は平年の3割と大幅に落ち込み、深刻な問題となっています。大館市のJAあきた北比内地鶏生産部会では比内地鶏の生産数を4割削減したとか。
比内地鶏って?
比内地鶏は秋田が誇るブランド地鶏であり、昭和17年に天然記念物に指定された比内鶏の選抜優良種「秋田比内鶏」のオスとロードアイランドレッド種のメスを掛け合わせた食用の品種なのです。
その肉質は歯ごたえがあるけれども過熱しても固くなりすぎず、肉の味は濃く、濃厚な脂の旨味が特徴となっています。
ですので、秋田県の比内地鶏が愛知県の名古屋コーチン、鹿児島県エリアの薩摩地鶏とともに日本三大地鶏と呼ばれているのももっともな話です。
ところがその飼育には150日から180日かかると言われ、ストレスによる肉質低下を避けるため、広い環境の中で野鶏に近い形で飼育されて、減産してもすぐに供給過多を止めることができないのだそうです。
消費拡大を狙って業界が取り組んだこと
そこで、クラウドファンディング「比内地鶏を食べて応援」プロジェクトを立ち上げたり、比内地鶏のローストチキンの宅配を行なったり、なんと!セブンイレブンでは5月19日から比内地鶏肉!親子丼の販売も始まりました。
比内地鶏親子丼の販売は、県が4月、需要拡大を目指し、コンビニなどに取り扱ってもらえるよう割引販売価格の半額を補助する事業を開始し、セブンイレブンが応じたことにありました。
セブンイレブンでは生産コストは抑えられるし、消費者側では割安で比内地鶏親子丼が食べられるという、どちらにとっても美味しい状況となったわけなのでした。
いざ実食!実際食べてみて思ったこと
今回セブンイレブンから販売された比内地鶏親子丼がコレ!お値段は税抜き648円(税込み699円)
販売されていた状態の比内地鶏親子丼は一見半熟過ぎにも思えましたが、500Wのレンジで3分30秒加熱するのを見込んだ半熟状態であったことがあとでわかりました。
私は猫舌ではありませんが、チンするのが待てない人なのでちょっと早めにレンジから出した状態でコレです。とろ~り卵^^
普段からコンビニ飯はあまり買わない人なので、実は開けて見てびっくり!ご飯と具が二層に分かれていました^^;
気になるお味は私好みの甘ったるくない甘さで味は濃くなく、なるほど比内地鶏の適度な歯ごたえがあり、噛めばその濃厚な風味が広がって美味しい。
実はセブンイレブンでは第2、3弾として、比内地鶏を炭火で焼き、具材にした「厳選米おむすび 炭火焼き比内地鶏」(同140円)を6月2日から、焼き鳥をがらスープとみりんで甘めに味付けた「比内地鶏肉!炭火焼鳥丼」(同640円)を6月16日からそれぞれ売り出す予定なのだそうで、そちらも気になるところです。
比内地鶏拡販のため、よろしかったら是非ご賞味ください。
コメント
「むらさき」の鳥ステーキ(By炭火焼き)みたいな、惣菜&おつまみも出ると最高なんだけどなぁ。
Daimalさん、
おはようございます。
もしかしたら第2弾の厳選米おむすび 炭火焼き比内地鶏とか第3弾の比内地鶏肉!炭火焼鳥丼がそれに近いかもね。ちなみに販売は東北6県限定だそうです><