婆ちゃんハァハァ太平湖

お出かけちゃんねる
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小春日和に

今日は全国的に小春日和で、多くの人たちは行楽に逃したくない日だったと思います。運よく今日私はオフ日。週末に向けてお天気は下り坂のようなので今日は大館婆ちゃん(実家の母)を誘ってお出かけしてきました。

本当は婆ちゃんのお出かけリクエストはブドウ狩り。でもブドウ狩りはボチボチ終了のはずだったので結局私が行ってみたかった大平湖に行くことにしました。ただ今回のお出かけは、もしかして止めておけばよかったのかなと思うことがあったのでその話をさせて下さいね。

まずは四季美湖

地元大館から四季美湖に着くとススキが日の光に透けてキラキラしていて絶景。この絶景を見た瞬間今回のお出かけは婆ちゃんにきっと喜んでもらえるはず!と私自身もワクワクでした。旅のスタートでただひとつ問題だったのがどこからともなく湧いてくるカメムシ(ギョッ)

太平湖に向かう道中も私はアチコチひっかかりながら写真を撮りまくり、スマホの写真機能に助けてもらいながらまるでプロカメラマンのつもりで紅葉の写真を撮りまくり。

お天気は超快晴。雲の全くない空を切り取ってみたら、ほらっ!ご覧のとおりです。

太平湖へ

複雑な道路でもないのに道を間違えながらなんとか太平湖グリーンハウスに着いたら12時半になっていました。遊覧船の出港は次は13時半ですって。今回は全く下調べもせずに行き先を決めてしまったので、それなら出港するまでご飯を食べようと思ったら、グリーンハウスに無料休憩所はあるけど食堂はないと!食事が出来る森吉山荘に戻るのもなんだし・・先に乗ってしまうか!

船着き場まではグリーンハウスから10分くらい坂を下ったところだと言うので、ゆっくり行けば婆ちゃんの負担も少ないかなと思って坂を下っていきました。

婆ちゃんのペースでゆっくり坂を下りきり、船着き場にはちょっと早めにつきましたが待つしかありませんね。

船旅が始まった

私たちは一番最初に船着き場についたため、乗船も一番乗りだったし遊覧船のデッキを陣取ることも出来ました。太平湖にはデカくて高そうな(笑)鯉が泳いでいたため、出港まで待った感じもしませんでした。

下船場所の小又狭桟橋まで往路約20分の船旅の始まりです。出港~~~!

船上から見る湖畔はまだ色づき始めだったけど、緑色も楽しめるのでそれはそれで美しい。

太平湖の湖畔はほとんどがごつごつした岩肌に囲まれていました。

一枚岩の岩肌むき出しのところもありました。よくそんなところにも木が生えるものだとそっちに感心してしまうズレてる私。

エキゾチックと言えばよく聞こえるけどある意味不気味な枯木が湖面に突き刺さっている様子。

やっぱり遊覧船から見る景色はこんなのがいいよね。(本音はもうちょっと色づいてほしかった。)

小又狭桟橋に着き下船する人が多いなかで何人かは私たちみたいにすぐに引き返した人もいました。下船してから片道45分ほど歩く道中には、いろんな滝が見れるらしい。私一人だったら行ってたと思うけど今日は婆ちゃんのために我慢我慢!

過酷な時間の始まり

帰路は10~15分で乗船場の北清水桟橋に戻りました。あっという間に船旅そのものは終わりましたが、そのあと婆ちゃんには過酷な時間が待っていました。坂を下ってきたときはそれでも大丈夫だったのに、坂を上っていくのが鬼・大変だったのです!

登りきるまでにあのベンチのところまでとか、あの鐘のところまでとかスローペースで進んでいったのでした。道中婆ちゃんの息はハァハァしてるし、息を整えてから少し進みまた息を整えて少し進みの繰り返しで、やっとグリーンハウスに戻ったのでした。

坂を上る途中、婆ちゃんに声をかけてくれた女性が言いました。滝がものすごく素晴らしくて誰かに見せたいほど素晴らしかったと。婆ちゃんはもう80過ぎてるので無理と笑いながら話すと、その女性も80過ぎてるって?!いかにも登山者と言う感じのあざやかなブルーのヤッケを着ていたためもっと若いかと思ったのに。近くにいた人もビックリするぐらいの健脚でした。

婆ちゃんは御年87歳。歳の割には若く見えると婆ちゃんも自負していたし私もそう思ってましたが、太平湖はやっぱり婆ちゃんには負担だったのかなと私はちょっとすっきりしない思いを隠せませんでした。

婆ちゃんが言いました。紅葉も見たし遊覧船にも乗ったし、今年の紅葉はまずはこれで終わったと。その言葉に私は救われたような気がしました。結局お昼ご飯も食べないまま実家に戻った時には16時半を回っていました。

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コメント

  1. Daimal より:

    眼福画像有り難うございます。
    うちのばあちゃんは、腰が曲がっているので平地歩行くらいしか出来ませんが、温泉に誘っても「めんどうくさい」と言って遠出したがりません。 口は達者なんですがね。

  2. mennchann より:

    年々婆ちゃんの足腰が弱っていくのは認めたくないけれど、このままだと歩けなくなってしまうと思って頑張ってもらいました。家の婆ちゃんは何度も同じことを言います(笑

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