私は毎年春になると家庭菜園をやりたくなり、いてもたってもいられなくなりますが、ここは東北雪国。菜園スタートも出遅れ感があって、暖かい地方の人がいつも羨ましく思えて仕方がありませんでした。
しかも振り返れば今年は豪雪に始まり春先も寒い日が続き、夏の苦しさもさほど感じることのないまますでに秋の気配。気持ち的には不完全燃焼。
私的にもいろんな出来事が重なり、本当に『あっ』という間に時間だけが過ぎていってしまいました。
その『あっ』という間にも私の菜園ではイチゴが見事に育ってくれたので、今回はイチゴの話題から記事は始まります。
まさかここまで・・がんばれイチゴくん
私は毎年畑を始める少し前ぐらいから待ちきれずに水耕栽培やリボ野菜を育て始めます。屋内ならぼちぼち家庭菜園を始められるだろうという目論見からです。
今年はスーパーで買ってきたイチゴから種を取って育てていました。種を取ったのは5月の初旬だったと思います。それが、
5月28日
6月11日
7月6日
7月10日
7月31日
8月13日(白い粉は農薬を振りかけました)
9月3日
9月10日
9月16日
と、まさかここまで育ってくれるとは思ってもみませんでした。
こう見えてアボカドの種を植えてみても殺してしまうわ、ニンジンのヘタを水をつけておけばカビをはやしてしまうわで、きっと私は植物を育てるのが下手くそなんだと思っていましたから。それが今回はこれです。
ここまで来たら収穫を目指すしかありません。ただ、この動画のように収穫まで400日かかるとしたら気が遠くなりそうです。難関は越冬です。
収穫出来たら儲けもん!ぐらいに思いながら、まずはこれからも大切に育てていきたいと思います。
どてかぼちゃが粋
みなさんはどてかぼちゃという言葉を聞いたことがあると思いますが、「どてかぼちゃ」とは「役立たず」「半端者」という意味なんですね。
それは昔、川の土手で育てられたことに由来しますが、土手は日をさえぎるものがなく、日が当たりすぎてかぼちゃの表面が割れて美味しくないので、「役に立たない」ものを「どてかぼちゃ」というようになったそうです。
植えた場所はまさしく我が家の敷地横の農道沿いの土手みたいになっているところで、イチゴ同様スーパーから買ってきたかぼちゃの種を発芽させて植えたものでした。写真は6月18日のどてかぼちゃです。
かぼちゃは9月3日に6個、その後2個収穫しました。
どてかぼちゃらしくその後の2個は2個とも割れてしまいましたが、恐る恐る食べてみたら普通においしい!そして私は思った。あなたは決してどてかぼちゃではありません。
かぼちゃは連作障害が出にくいそうですが、ほかの野菜の連作障害対策のため、来年は別の場所にまた植えようと思います。
リボ野菜のセリは固かった・・
またまたスーパーで買ってきた今度はセリについてです。
セリはきりたんぽ鍋には欠かせない食材の一つ。セリがないきりたんぽ鍋はきりたんぽ鍋じゃない!と私は思っているのですが、セリは冬場になるとやたら高値になります。
主婦根性丸出しでセリもリボしちゃおうと思い、根が伸びだした頃合いを見て株分けをし、
土に植えていたものがありました。それからいい感じに育ってくれていましたが、真夏のきりたんぽ鍋は過酷すぎます。なんて言ったってきりたんぽ鍋は鍋ものですからね。
でも9月に入り、『むむっ?ちょっと葉っぱが黄緑色になっている?!』
もう限界かも?と思って、その日も暑かったけどきりたんぽ鍋にして食べてみたら、味はセリだったけどちょっと固い!でもブログ的にはやっぱり食べてみなくちゃ!!(←動機が不純)
もしセリをリボする予定の方がいましたら、私は声を大にして言いたい!セリは日陰で育てることをお勧めします。私は半日陰で育てていました。
リボ野菜のお話3連発でしたが、今年はミニトマトを多めに植えたので「トマトはつまみ食いに限る!」とつぶやいたこともありましたが、だんだん収量が減り今に至っています。
まだ茄子ときゅうりと落花生とオクラもあるので畑じまいはできませんが、確実に冬に近づいているかと思うと今から雪かきの恐怖が蘇ります。
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