前回、アボカドの越冬対策としてミニ温室をご紹介させていただきました。そのミニ温室の作り方は下記の通りになります。
今度はアボカドだけじゃなくもっと何かを育ててみたいと思い、使途に困っていた衣装ケースを温室として使うことにしました。
使うと言っても衣装ケースの中に鉢を入れるだけで蓋はせず、冷え込んだ夜だけ厚手のビニールをかけるだけの簡単なもの。ビニールは完全に覆わず少しだけ隙間を開けておきます。
今のところはこれで大丈夫そうなので、真冬になったらまた改めて対策をすることにしますが、今回はミニ温室=お家の中の小さな畑の様子をお伝えしたいと思います。
アボカドのその後
スーパーで買ってきたアボカドの種を発芽させてみようと思って水耕栽培を始めたのが今年の8月。その後更に2つ増えたアボカドは9月26日に土に植え替え、10月13日には室内用ミニ温室に引越しさせました。
育てているアボカドのうち一番の成長株がコチラ。写真は2023年10月25日のアボカドですが、
10月31日に芽らしきものが出現?!ここまで2か月以上かかりました。
以降11月3日には青い芽が飛び出し(かわいいですね~)
11月10日にはここまで伸びてきました。
私がアボカド栽培で感じたことは発芽までは時間がかかるけれど、芽が出てしまうと伸びがいいということでした。
今では毎朝アボカドの成長を見るのが楽しくてね、これからも大切に育てていきたいと思っています。
余談ですが肝心なミニ温室は10月でもお天気のいいお昼時に温度が40度近くになったことがありました。今でこそそこまで高温にはならなくなりましたが、温室を利用される時は温度計は必須と思いました。
小カブの種を蒔きました
10月17日 時なし小かぶの種を蒔きました。こちらもミニ温室の中で育てています。
10月28日の時なし小かぶです。
11月10日にはここまで大きくなりました。
ただ発芽率が悪く収穫まで60日ぐらいと言われている割には成長が遅い気がするので、最悪の場合ベビーリーフとして食べようかとも考えています。なので今はせっせと豆腐の容器に種まきしてます。
ちょっと謎な時なし小かぶでした。
春菊生長中
夏野菜の後も何か育ててみたいと思い失敗の少なさそうな野菜として9月に入ってから春菊の種まきをしていました。
発芽した春菊は今はありとあらゆる場所に移植しています。
ありとあらゆる場所というのはビニールの屋根をかけただけのビニールハウス、何も覆っていないそのまんまの畑、ポットに植え替えしてミニ温室で育てているもの、勝手口などなど。(勝手口はボイラーがあるので比較的暖かい場所なのでした。)
そのうちこちらが10月28日の室内の春菊。
立派に食卓の主役となり得るまで成長したところで
収穫♡
春菊は比較的寒さにも強く虫にも強いと言われています。去年は春菊を放置していたにもかかわらず越冬させることができたので、今年は春菊を絶やすことなく育てていくことを目標としました。
ありとあらゆる場所で育てている春菊たちです。
二年越しのセリは三年目に突入
こちらの郷土料理にはきりたんぽ鍋があります。鍋ものですから当然寒くなるころに美味しさも倍増しますが、きりたんぽ鍋になくてはならない野菜がセリ。
ところがセリは年末になるにつれ高値になります。もしかしてセリも増やせるんじゃないかと思って根っこを植えてみたのが2年ほど前。
ゴリゴリ固いセリにはなりましたが、セリも自家栽培できることを実感したため絶やすことはしないでいました。
そんな中、今年は値上げの嵐が訪れ何が何でもセリは自給するしかない!と意を決し、セリの挿し木をしたり根っこを移植して丁寧にセリを育ててみることにしました。
写真は10月25日のセリの赤ちゃん。
10月28日にはピンピンと赤ちゃんが増え始め
これが11月10日のセリです。このまま成長してくれれば年末に息子夫婦が帰省した時には自家製セリできりたんぽ鍋と行きたいところ。2か月後の楽しみが増えました。
奥さん、ネギはいかがですか?
最近は少しネギの価格も安定してきた気がしますが、ネギだってこれからいつどうなるかわかりません。そのため私はなるべく土ネギを買うようにして、長めに切って水差ししています。
ネギは笑っちゃうほど成長が早く、水に差して1日で5ミリぐらいは伸びます。下のネギたちは一週間たってないのに2センチぐらいは伸びました。
ネギを1本立派に育てようとするのはハードルが高いかもしれませんが、薬味程度なら水差しで全然大丈夫。伸びたらカット伸びたらカットです。
実はまだまだ現役?!この世で一番簡単なビニールハウスのピーマン
今までお家の中の小さな畑ばかりご紹介してきましたが、外では実はまだまだ現役のピーマンがあります。
私がこの世で一番簡単なビニールハウスと言い切っているビニールハウスは、大き目で厚手のビニール袋をピーマンにそのままかけたもの。
見た目はかっこ悪いですが、ビニールの中ではしっかりピーマンが実をつけています。
ピーマンは、日本で1年草として扱われていますが本来は多年草なのだとか。越冬させることで、翌年も同じ株でピーマンを収穫することができるそうなので、ダメもとでやってみようかと思っています。
以上、お家の中の小さな畑からのご報告でした。
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