昨年の秋に時なし小かぶの種の蒔き、小かぶとしては失敗でしたが、ベビーリーフとしては収穫できていました。その時の種がまだ残っていたため、思い立ってまた種蒔きしたのが3月18日。
今回は家庭菜園の中でも時なし小かぶに焦点を当てて、その生長から収穫までの記録になります。
3月18日 種を蒔きました
3月18日、時なし小かぶの種を蒔きました。環境は室内窓際で植木鉢をビニール袋の中に入れた簡易温室仕様。土は市販の培養土。蒔き方は点蒔きとか筋蒔きがありますが、私の性格上ばら蒔き。どんな蒔き方であろうと間引きするなら皆同じという自分なりの解釈。
3月25日、発芽し始めました
本来もっと発芽が早かっただろうに、私、時なし小かぶを嫌光性種子と勘違いして光を遮っていました。本当は時なし小かぶは好光性種子なのでした。それに気がついたのは3月22日ぐらいだったかなぁ。
好光性種子とは光を好む種子、発芽に光を必要とする種のこと。
発芽するときに光が必要になるため、覆土は必要最小限にする。
嫌光性種子とは光を嫌う種子、光に当たると発芽が抑制される種のこと。
嫌光性種子は光によって発芽が抑制されるという性質を持っているため、覆土は厚めにします。厚さの目安は種の直径の約2~3倍程度
3月30日 双葉が出てきました
ちっちゃい双葉がラブリー♡
4月16日 全部発芽した模様
約半月後の4月16日 種は発芽しきったようで生長が早いものは本葉も出ています。
4月25日 生長が早まる
季節はどんどん春めいてきたので、天気を見て植木鉢を外に出したり家の中に入れたりするようになりました。時なし小かぶの生長も早まっている感じです。その間は定期的に間引きを施し、間引き菜は時々炒め物になったりおみそ汁の具になったりしていました。
5月15日 植木鉢が窮屈
いよいよ植木鉢も窮屈になってきました。これじゃ育つものも育たないよね。手を打たないといけません。
5月16日 間引き菜でお味噌汁
土の中の生長の確認と、残りの小かぶがもっと大きくなるように願いを込めて、小さめの2株引っこ抜いてみました。
予想通りちっちゃ!
その2株はおみそ汁の具になりました。もちろんありのままの姿煮です。柔らかくておいしい♡
5月22日 全部収穫しました
さて、以降の話になります。
「もうあなたは屋外で生きていけるはず!」という確信があったため、最近はずっと時なし小かぶの植木鉢を屋外に出すようにしていました。期待通りどんどん生長してくれたのはよかったのだけれど、屋外には目に見えない敵がいました。
いやぁ、見ての通りなんですがハモグリバエの仕業です。またの名をエカキムシ。白い線を描いた姿が絵を描いているように見えることからそのように呼ばれています。
丹精込めて育ててきた時なし小かぶですので、せっかくなら葉っぱも食べたい。でもこれじゃ食べられない!
そこで私が選択したのは収穫すること。もうこれ以上大きな時なし小かぶを目指すことはやめにしようと思い、全部収穫したのが5月22日の事でした。
収穫後、時なし小かぶはすぐにきゅうりと一緒に浅漬けにして、ちゃっかりお弁当になりました。
バスタオルで発根させる方法
実は5月5日に同時進行で、また時なし小かぶの種を蒔いていました。やり方はユーチューブで見たバスタオルに種を蒔いて発根させる方法。
稲の育苗箱に古新聞を敷き、湿らせたバスタオルで種をサンドし、またその上に古新聞を乗せて保湿します。乾かないように時々ジョーロでお水をかけることも忘れません。
参考にした動画も貼り付けておきます。よかったら見てくださいね。
5月12日 おっ!発根しています。もう少し待とうかどうしようか。ただ平日は仕事をしているのでできるうちにやっちゃわないと。
発根した種はお箸を使って植木鉢に移植。5月12日にはこうなりました。発根したものを植えたので確実に発芽しているし、きちんと整列しています。
5月23日にはこうなりました。
これからの生長と収穫がまた楽しみになりました。
最後に
去年時なし小かぶをセレクトしていたのは生育が早いとのことだったから。3月18日に種まきしたものはさすが収穫まで2カ月かかりましたが、5月5日に種まきしたものは期待大です。
さて、家庭菜園の楽しさを味わうと、もっといろんなものが植えたくなります。当然また種を買いまくり。そして今度私が選択したのが赤丸はつか大根です。
はつか大根は種をまいてから20日くらいで収穫できる野菜なので、見えない敵にやられてしまうリスクも少ないし、短いスパンで収穫の喜びを味わえます。
こちらの方もこれからの生長と収穫が楽しみです。以上、お家の中の小さな畑からのご報告でした。
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