去年の話になります。
例年私は春になると畑を始める少し前ぐらいから待ちきれずに水耕栽培をしてみたりリボ野菜を育てたくなります。そして去年、物は試しにと思ってスーパーで買ってきたイチゴから種を採取して育てていました。
それが今回400日かけて無事収穫にこぎつけたので、その生長の様子をお知らせしたいと思います。
2022年5月28日
種を取ったのは昨年の5月の初旬だったと思います。その種を、まずは水に湿らせたティッシュの上に置いて発芽させました。
発芽まで2週間以上はかかったと思います。
まさか発芽するとは思ってなかったので、発芽だけでも私にとっては快挙でした。
2022年6月11日
本葉も出始めたので半信半疑のままプランターに植えてみました。何も知らなければ雑草と見間違えるほどの小さな芽です。この段階でも収穫までこぎつけるとは思ってもみませんでした。
2022年7月6日
ここまでくるとイチゴの苗らしさが出てきます。ホームセンターで売っているイチゴの苗には及びませんが、イチゴの苗の赤ちゃんという感じ。
2022年7月10日
葉っぱも少しづつ増えだして、緑色も濃くなってきた気がします。こまめに雑草を取り除きます。
2022年7月31日
まともにこの手のイチゴを育てたことがなかったので、マイペースな育ち方をするイチゴがちょっと憎く思ったこともありました。実の話。
ただ、この動画のように収穫まで400日かかるものだとしたら、これは順調に育ってくれているんだと言い聞かせたりする自分もいました。
2022年8月13日
イチゴは買ってきた種を育ててきたわけでもなかったし買ってきた苗を植えたわけでもなかったので、当然外敵には弱いです。
農薬は使いたくないのが本音でしたが、ここまでくると収穫が目標になるので農薬を使ったこともありました。(葉っぱが少し白くなっているところが農薬を振りかけたところ)
2022年9月3日
葉っぱに力強さが出てきました。
2022年9月10日
じりじり暑い夏が過ぎ去り、少しずつ越冬の不安も出てくるようになりました。全くどうしたらいいかわかりません。
このころからはイチゴの越冬のことばかり考えるようになり、ユーチューブで勉強を始めます。もちろんイチゴの越冬の勉強です。
2022年9月16日
越冬の不安とは裏腹にイチゴは生長し続けます。腹をくくって収穫出来たら儲けもん!と自分に言い聞かせながら育てていくことを決心。
2022年9月23日
むむっ!なんと子ランナーが出てきました。ありがとう!イチゴちゃん。
2022年10月23日
子ランナーから孫ランナーまで伸びてきて嬉しすぎます。
2022年11月27日
気温はどんどん低くなり、ここあたりからは闇期になりました。外は寒いしイチゴには申し訳ないけど何の感動もなくなってしまいました。
いよいよ越冬時期です。写真も撮らなくなってしまいました。
ただそれ以降気をつけていたことは、土を乾燥させない程度に水を与えることでした。
冬にイチゴが枯れる原因は乾燥だということを調べたので、こう見えて水のさじ加減は私の中では大切にしてきたことでした。もっともその水というのは雪で、時々雪をプランターにかけてあげていただけでしたが。
それと枯れた葉っぱと紅葉した葉っぱを見極め、枯れた葉っぱは取り除くようにしていたことでした。
また、イチゴは寒さ等の環境が厳しいほど養分をしっかり蓄えるそうなので、スパルタですが真冬でもずっと外気にさらしていました。
2023年4月2日
春になりました。イチゴの子も孫も全滅しました。
でも親イチゴの葉の緑色はくすんでいましたが、しっかり命をつないでくれていました。それからというもの、朝起きたらまたイチゴの様子を見るのが日課になりました。
2023年4月20日
見てみて!イチゴの花だよ。待ちに待った開花です。嬉しさのあまり興奮して写真がブレブレ。こういう時こそ冷静な気持ちが大切ですね。
2023年5月9日
受粉が成功したみたいで何となく実になってきている様子です。
2023年5月30日
イチゴは受粉後40~50日で収穫期を迎えます。イチゴの収穫まであと1週間?ここいらあたりからはカウントダウンに入ります。
2023年6月2日
ツイッターもやっているので毎朝写真を投稿することが日課になりました。
2023年6月4日朝
収穫は今日か明日かと気持ちが揺れ動いたけれどあと一日我慢してみることにしました。
出かける用事があり外出先でもカラスに食べられやしないか気になって仕方がありません。その心配がその日のフラダンスイベントの集中力の邪魔をするww
2023年6月4日夕方
帰宅するとお隣のイチゴも更に赤くなっていました。半日待ったのでもういいでしょう。誰かの手に染められる前に私が収穫しなくちゃ!と変な正義感に駆られてしまい、
無事収穫。
そのイチゴは私にとっては400日かけて育て上げた我が子同然だったので、予想通り酸っぱかったけどこの上なく美味しかったです。
これからはこのスーパーイチゴと(笑)、お嫁にもらっていた四季成りイチゴも大切に育てていきます。そしてイチゴもだけど、自分も褒めてあげたいと心から思いました。
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