GOTOが止まらない
おはようございます。お出かけは県北以外は自粛しています。例えば今まで何度となく出かけていた関の庄(道の駅)であっても県外のために3月から行っていないのです。
多くの人がそうであるようにおうち時間が増えたことで、私は春先からは菜園に力を注いだり物置小屋の解体に向けて片づけをしたりで、それなりに時間は無駄なく過ごしては来ていました。
が、もともと私はお出かけしたい人なので、娘がバンバンGOTOしているのがうらやましく思ったりしています。当の娘、9月16日は今大阪にいるとか、
9月22日は兼六園と金沢に行って来たよとか、
9月29日は福岡、
10月1日は山口県下関とか、
娘のフットワークの軽さは次元を超えている気がします。そんな娘から10月3日の14~16時時間指定でふぐセット&のどぐろの一夜干しを下関から送ったとのラインが入る。
ギョッ!
嬉しいんだけど仕事の日だし冷蔵品だよね??どうする私?でも、おっとう(夫)が週末帰省するとのことだったのでおっとうに受け取りを頼みました。
仕事が手につかない
ふぐは何十年も食べていないし期待のあまり実は仕事も手につかないくらいでした(笑)普段は一人暮らしのため帰宅しても真っ暗なのに、昨日は玄関に煌々と明かりがともっていたので期待大!そのわりに帰宅するとおっとうの姿は見えず、探したら部屋でグースカピーしている!話を聞くとトラック便は来てないと!
なぬ?
郵便受けには不在票が入っていました。今日を逃すわけにはいきません。トラック便には再配達を依頼し、私はばかうけで小腹を満たしてから鍋の材料を買いに釈迦内ビックへ。それこそGOTOである。多少イラつきながら、ちょうど鍋の材料を買って帰ったところでふぐセットが届きました。やっとありつけます^^それからは職人技のように鍋の段取りをし、のどぐろの一夜干しも焼きました。
今夜はごちそうだ!まずはのどぐろ
それからはレッツパーティー状態で気分よく晩餐を楽しみました。まずはのどぐろ。そののどぐろはあまりにも大きすぎたためお皿に盛りつける時に身を割ってしまう^^;のどぐろの滴り落ちる油は濃厚で身はふわふわしていて塩加減もほどよく超おいしい。
のどぐろは日本海側の言い方で全国的には赤ムツなんだそうです。日本海の赤ムツか太平洋のキンキかなんて言われているほど美味しい魚を堪能することが出来ました。
ふぐ刺し
ふぐは身を守るために肋骨をなくし体を大きく膨らませる能力を得たといわれ、代わりに厚くて固い身で内臓を守っています。なので他の魚のお刺身と同じ厚さに切って口に運んだ場合、噛み切ることに意識が集中してしまい、ふぐの旨味をよく味わえない可能性があります。そこで味に集中できて歯ごたえを楽しめるようにふぐは薄造りにするのだそうです。
へ~そうなんだ!
そのふぐ刺しがコレ!お箸でがーっと一息にすくいとって一気に口にほおばる自分を想像しながらも、それはダメダメと自分に言い聞かせながら食べました。適度に歯ごたえがあり淡白な味で美味しかったです。
てっちり
ふぐの鍋をてっちりと言うそうですが、ふぐの毒に当たれば死ぬこともあるためフグのことを「鉄砲」と呼ぶようになり、「ちり」は「ちり鍋」のことで白身の魚を使った鍋のことを言うのだそうです。この「鉄砲」と「ちり鍋」の二つが合わさり「鉄のちり鍋」となり、「てっちり」へと変わっていったそうですよ。ちなみにてっちりは主に大阪など関西の方でそう呼ぶことが多いみたいです。
では実食!ふぐセットには専用のたれがついていましたので、煮るだけ簡単です。具材は長ネギ、鍋豆腐、エノキダケ、白菜と話題のふぐの切り身です。
やはりふぐはゴツゴツとした骨がついていましたが、その身は淡白でふわふわしていて美味しかったです。てっちりそのものは私、初めて食べました。
個人的にはまだGOTO旅行はできませんが、気分はGOTOを満喫することが出来て、おっかあはとても嬉しかったよ。
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