夏は気温や湿度が高く食材が傷みやすい季節です。作ってから食べるまでに時間が空くお弁当や作り置きの食事は、菌の繁殖による食中毒に注意しなくてはいけませんね。
今回は夏のお弁当作りの本音からおすすめのお弁当箱と、実際に私が作った曲げわっぱお弁当のご紹介です。
夏のお弁当作りの本音
夫が単身赴任中につき今でこそ一人暮らしになりましたが、家族がいてもいなくても時間になればお腹はすくし、ご飯は食べなくてはなりません。
お腹がすいてなくても食べないという選択肢は私にはないし、私は三度三度のご飯は欠かしたことのない人なのです。
かと言ってやる気の起きない真夏のご飯作りは心から億劫になります。お弁当作りも含めてですが、ただでさえ汗だらだらの真夏に火!とにかく火を使うだけで、ご飯作りが過酷なものになってしまいます。
そのため夏のご飯作りは短時間でできるもの、傷みにくいもの、食が進みやすいもの、夏バテしないよう栄養価のあるものが私のご飯作りのポイントとなっています。
おすすめのお弁当グッズは曲げわっぱのお弁当箱
さて、地元大館には大館曲げわっぱという工芸品があります。曲げわっぱは天然秋田杉を薄く剥いで柾目を取り出し独自の技術で曲げ輪を作り、山桜の樹皮にて縫留めして製作します。
日本各地にはさまざまな曲物がありますが、国の伝統的工芸品の指定を受けたのは大館曲げわっぱのみ。
その大館曲げわっぱ製品も茶筒やぐい飲み、コーヒーカップ、お盆に花器など多様なのですが、食品の傷みやすい夏場に私がおすすめするのは大館曲げわっぱのお弁当箱。
木材で作られた曲げわっぱは、ご飯の水分を吸収してくれるうえ杉がもつ殺菌効果のお蔭で、ご飯が傷みにくくなるのです。
また、ごく普通のおかずでも曲げわっぱのお弁当箱に詰めると高級感あふれるお弁当が出来上がるのです。
お手入れが大変そうと思われる方もいるかもしれませんが、ウレタン塗装している曲げわっぱのお弁当箱ならさほど神経質にならずとも台所用洗剤を付けたスポンジで普通の食器のように洗い、あとは乾拭きしてよく乾かしておくだけでも大丈夫!
曲げわっぱのお弁当箱は値が張りますが、一生モノと思えばどうってことありませんし、飲み会を数回我慢するだけで簡単に手に入れることができるのです。
ここのところまたコロナウィルスの罹患者が急増しているので、外食を控え会食を控え、このお弁当箱でおうち時間を大切にするのもいいかもしれませんね。
曲げわっぱのお弁当あれこれ
毎日こうも暑いとキッチンに立つのも億劫になりがちですが、私の場合は特に献立を難しく考えたりせずに、最近は「目の前にある材料を使って、とりあえず何でもいいから作る」ことを心がけています。
とりあえず何でもとは、例えば大根と豚肉を焼き肉のタレで炒めたり、
菜園から収穫してきたツルムラサキを湯がいて叩いたものに解凍した冷凍コーンとゆがいたブナシメジを白だしで和えたものだったり、
自家製じゃがいもを5ミリ程度の厚さに切ってレンチンしたものをウインナーソーセージと一緒に炒めたジャーマンポテトも曲げわっぱのお弁当箱に詰めるとこうなります。
菜園では青紫蘇が自生しているので、それをごはんとの仕切りに使うだけでさらに殺菌効果を高めます。
先日は作り置きのキャロットラペや、作り置きの茄子といんげんと鶏肉炒め、ゴボウサラダなどでお弁当を作りました。朝詰めるだけなのでキッチンに立つ時間の節約にもなります。
もしキュウリしかなかったらキュウリだけのサラダでもいいと思うし、ツナ缶があればツナ缶をプラスしたり、ワカメがあったら水で戻したワカメをプラスしたりと簡単料理は無限大。
そして1品か2品でも作り置きがあるとお弁当作りや毎日のご飯作りも楽ちんになります。
いかがでしたか?今回は夏のお弁当作りの本音からおすすめのお弁当箱と、実際に私が作った曲げわっぱお弁当のご紹介でした。
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