レバーは体にいいからと
おはようございます。子供の頃からレバーを食べさせられてきました。体にいいからと。子ども心にレバーは食感とか野性味あふれる肉々しさが、まるで私は人間じゃないような錯覚さえ覚えてしまうような食べ物でした。
でも、体にいいからと食べさせられてきました。
大館婆ちゃん(実家の母親)からは、私が子どもの頃からレバーの処理の仕方とか教わっていて、レバーは塩水で血抜きするとか牛乳に浸すと生臭さが取れることなども、実際にやって見せてくれましたし、お手伝いもさせられてきました。
だからその後私が大きくなって結婚して、ご飯を毎日作るようになっても、レバーを処理したり食べることは何の抵抗もありませんでした。
料理の先生
子ども心にレバーは体にいいからと言われてきましたが、その時に必ず言われてきたのが貧血にいいということでした。だから子どもの頃からレバーは貧血にいいことは知っていました。
ほうれん草の茎の赤いところも鉄分が多くて貧血にいいということも、小学生のころから大館婆ちゃんに教わってきました。
海のミルクと言われる牡蠣は風邪をひかないとか果物にはビタミンCが多いこととかも、家庭科で習うより前に大館婆ちゃんに仕込まれてきました。だから大館婆ちゃんは私の料理の先生でした。
レバーの栄養
実際にレバーの栄養素についてお話しさせていただきますと、レバーは鉄分を多く含むだけでなくビタミンの含有量も高く、レバー50gで成人が1日に必要とするビタミンAやビタミンB2をまかなうことができるといわれています。
またレバーの優れたところはその即効性にあるんだとか。緑黄色野菜にはベータカロチンが多く含まれていますが、ベータカロチンは体の中に入ってからビタミンAに変換されるとのこと。ところがレバーにはビタミンAそのものが含まれていてダイレクトに摂取することができるのです。
ただし食べ過ぎには注意
だからと言って過剰摂取は体に悪影響を与えることも!ビタミンAは脂溶性のため脂質とともに脂肪組織に吸収・肝臓で貯蔵され 、過剰に摂取した場合には体外に排出されず体内に留まってしまい、脱毛や手足の痛み、めまいや発疹など様々な不調が現れることもあるんだとか。
何事も適量はいいけれど過剰摂取は毒なものですね。こだわり酒場のレモンサワーも?!
下処理さえすればレバニラ炒めは超簡単!
ではニラレバ炒めのレシピのご紹介です。レバーは下処理さえしっかりすれば作業工程は全く簡単であっという間に出来ます。ここで私が言うレバーは豚レバーのことですのでご承知のほど。
①レバーは塩水に10分ほど浸して血抜きをします。
②レバーに下味をつけます。今回の下味はチューブ生姜、酒、しょうゆにしました。
③少し時間を置いてから一度ザルにあけて余分な調味料を落してからパパっと小麦粉を振ります。
かたくり粉でもいいですよ。私はクッキングフラワーが残っていたのでコレを使いました。
④熱したフライパンにごま油を敷いて、強火で丁寧にレバーを焼きます。
⑤レバーに火が通ったら、もやしと適当な長さに切ったニラも入れてジャジャッと炒めます。
⑥味付けは味塩コショーと、風味づけにしょうゆ少々とラー油も数滴たらしました。豆板醤があれば豆板醤も入れてもいいと思います。
ジャジャッと炒めて作ったレバニラ炒めの出来上がり~。これは何回かに分けて食べましたが、しっかり昨日のお弁当にも入れてみましたよ。(詰め方が雑でした)
もしレバニラ炒めを作ったことがない方がいたら、なんも難しくないので一度作ってみてはいかがでしょうか?ちなみにいつも加熱中の写真がないのは写真が曇ってしまうからでした。悪しからず
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