おはようございます。今日は意外と知らない焼き魚の食べ方についてのお話です。
大館婆ちゃんは先生
私は平成元年に結婚していますのですでに結婚32年目になります。早っ!嫁に来る時には実家の母(大館ばあちゃん)にいろんなことを教わってきました。例えば魚の3枚おろしの仕方だとかさつま揚げの切り方だとか、お茶碗の並べ方だとか干ししいたけの戻し方とか、ご飯のよそい方だとか吸い物はお変わりしちゃダメなこととか。
すでに自分の知識にしてしまったものもあるので、教わったこととして記憶にないものもあるかも。
その中で魚の食べ方も教わりました。魚なんて普通に食べればいいじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、魚の食べ方についてもルールがあったり上手な食べ方があるのです。あえてここでその話をしようと思ったのは鮎をいただいたためでした。
断捨離中
そのいきさつを簡単にお話ししますと、無駄に広くてボロい我が家の物置の屋根が、強風のたびにガタガタ音をさせるものだから、一念発起してとにかくその物置をなんとかしようと思いました。(解体かリフォームか一部解体か)
まずやらなくてならないのが物置の片づけでした。物置はガラクタばかり。ギシギシいうシャッターを開けるたびに私の眼の中に飛び込んでくる廃木材も、薪ストーブをやめてからは無用の長物になりました。
鮎もらった
つい先日その薪を処分しようと思ってジモティーに掲載したところ、運よく薪を買ってくれる人が見つかり、昨日はその運搬に大わらわ。その方は鮎釣りが趣味なんだそうで、ラッキーなことにその方から冷凍した鮎をいただいたのでした^^物置のことについてはあらためて記事にさせて頂きたいと思いますが、その鮎が昨夜の夕飯になったのでした。
鮎の塩焼き
鮎の塩焼きなんて我が家では超久しぶり❤ 念のため焼き方を聞きながら自分でもネットで調べながらまずはジプロックのまま水で半解凍しました。
その鮎はぬめりを取るように水で洗い塩は多めに振りました。若鮎のためはらわたを取るのは省略です。
ふだんの3倍くらいの時間をかけてじっくり焼いたので尻尾を焦がす(笑)
鮎の焼き魚の食べ方
ここで鮎の焼き魚の食べ方の話になりますが、この食べ方こそが大館ばあちゃんから聞いた食べ方なのでした。じっくり焼いた鮎の塩焼きは皮の中でホクホクしているのがわかります。
まずは背びれとおなかの部分を押すようにつかんで皮の中で身と骨をはがし、
身と骨がはがれたのを指で確認してからしっぽの骨を折って頭をもいで、
骨をつつ~っと抜くと、
がぶりと食べやすい状態になります。鮎のはらわたの苦みを一緒に楽しむのもいいですし、はらわたが苦手な方は骨を抜きながら取り除いてもいいです。私ははらわたは取り除きました。
手づかみでガブリとひと口頬張れば、香ばしく焼けた身はホクホクの美味しい鮎を味わうことが出来ました。ものすごく美味しかったです。ごちそうさまでした。
この骨の抜き方はハタハタにも応用できるんですが、ハタハタの場合は生だと柔らか過ぎるので、漬けた魚とか一夜干しなどにおすすめです。お弁当に入れた時には「家のハタハタには骨がない!」と周りをびっくりさせることが出来る‥かも(笑)
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