ひっぱりうどんとは何ぞや?
おはようございます。今日は宿直明けです。昨日宿直室で何気にテレビを見ていたら、ひっぱりうどんが出ていました。ひっぱりうどんは山形の天童温泉に行った時に初めて知り始めて食べたもの。
ひっぱりうどんとは何ぞや?と言いますと、
茹で上がったうどん(主に乾麺を用いる)を釜や鍋からすくい上げて、そのまま納豆やサバ缶などで作ったタレで食べる(かける・つける・絡める)スタイルのうどんである。(Wikipedia)とのこと。
その時は鯖缶は使っていませんでしたが、いろんな種類の薬味がたくさんあった記憶があります。あれから思い出したように家でも何度か作ってきました。マイアレンジも含めてこんなふうに・・
ひっぱりうどんに相通じるものがあるので、こちらも参考までに。
そもそもひっぱりうどんは、
冬が厳しい山形県内陸部では、非常時に備え保存食として乾麺や缶詰などを家庭で常備しており、農家の多くは自家製の納豆を作っていた。戸沢地域の山間部において、炭焼きは山ごもりを行い、食事は持ち寄った乾麺のうどんと納豆を使い、茹でたうどんを鍋からひっぱり出し、納豆などが入ったタレに直接からめて食べていた。これは手間が少なく味も良いことから、家庭の食事としても取り入れられたことによって、次第に広まっていったと伝えられている。とのこと。
ルール無しのひっぱりうどんレシピ
だとすればひっぱりうどんの極意に乗っ取り、我が家にあるものでひっぱりうどんを作っちゃえ!と思い、今日は帰宅後早速作ってみました。
①ひっぱりうどんの主役はなんといってもうどんでしょう。今回は我が家にあったひやむぎを使うことにしました。家庭によってはうどんを素麺に置き換えて「ひっぱりそうめん」として食するケースもあるようです。では冷や麦を茹でている間にトッピングの用意をしましょう。
②まずは納豆、生卵、きざみネギはホームフリージングしていたもの。初チャレンジがアボカド。アボカドはぶつぶつと大きめの賽の目切りに切っておきました。
③それと鯖缶。
ひっぱりうどんは当初は納豆にネギなどで食べられておりサバ缶は一般に使われていなかったそうで、1961年西村山にマルハニチロ系列のさくらんぼや桃などの缶詰加工を主目的とした工場ができたことを起点に、同社のサバ缶が地域に大きく普及するに至り、またひっぱりうどんに用られるようになったそうです。
ならば鯖缶も使いましょう。
④またその他の薬味としては削り節、海苔、白ごまも用意してみました。
ではいっただきまぁ~す。
ぶっちゃけ今回食べてみた感想は思いのほか削り節が美味しかった。いろんな具材を用意することでいろんな味も楽しめました。アボカドも納豆に合うし、鯖缶の汁も適度な塩分があるので他の調味料なしでそのまま食べました。
また乾麺に開眼したのは、茹でた乾麺をそのまま使うので、洗う手間もいらないしだし汁を作る必要もないということ。こういう作業も結構手間なものですからね。
トッピングはなんでも美味しかったので、もうこれはひっぱりうどんにルール無しと思いました。これからお昼ご飯の方、今ならまだ間に合いますよ~~。
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