うどんにも!ひき肉ちょっと野菜たっぷり!油揚げの巾着煮レシピ

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おふくろの味

おふくろの味は母親が作った料理、それを食べて育った郷愁を感じさせる家庭料理を指す語ですが、イメージ的には息子から見た母親の味のような感じがします。

それは、おふくろという言い回しが、主に男性が自分の母親のことを言うのによく使うためです。

でも、私は女性ですけど、おふくろの味は男性だけのものでもないと思うし、現に母親が作ってくれた郷愁を感じさせる家庭料理を食べて育ってきました。

あなたのおふくろの味は?

では、おふくろの味と言われる代表的なものには、どんなものがあるでしょう。

カレー、味噌汁、肉じゃが、おにぎり、チャーハン、ハンバーグ、煮物、うどん、オムライス、コロッケ、肉料理、豚汁、唐揚げ、卵焼きなどがあげられるようです。

もちろんおふくろの味は母親の手にかかっているので、各家庭でも違って来ると思いますが、我が息子の場合は卵焼きと言っていました。

息子が家にいた時には、お弁当には必ず卵焼きをリクエストされていたほどですから。

私のおふくろの味は?

私にとってのおふくろの味は、振り返るとすべてがおふくろの味でしたけど、インパクトがあったのがけの汁(けのしる)

けの汁は、青森県の津軽地方から秋田県にかけての範囲で作られている郷土料理で、細かく刻んだ根菜類や山菜、凍み豆腐や油揚げを煮こみ、味噌で味付けした汁物のこと。これにはずんだが欠かせませんでした。ずんだは、枝豆(未成熟な大豆)またはそら豆をすりつぶして作る緑色のペーストのこと。

またレバニラ炒めもよく食べさせられてきました。レバニラ炒めのレバーは、母親はよく臭みを抜くために牛乳に浸していましたっけ。

私は牛乳は使わなかったけれど、大館めんちゃんねるでもご紹介していたことがありました。それについてはこちらをご覧ください。

子供の頃の記憶はひょんなことから蘇るもので、先日、特売で油揚げが売っているのを見て、そう言えば子どもの頃に、油揚げの巾着煮もよく母親に作ってもらったなぁと思い出したのでした。

ひき肉ちょっと野菜たっぷり!油揚げの巾着煮レシピ

それをきっかけに、時間と心にゆとりが出来ると、ちょっと面倒な気がする油揚げの巾着煮も不思議と作る気満々になり、なんと!私は数年ぶりに油揚げの巾着煮を作ってみることにしたのでした。

なので前置きがすご~く長くなりましたが、今回はひき肉ちょっと野菜たっぷり!油揚げの巾着煮のレシピをご紹介したいと思います。

①油揚げは熱湯をかけて油抜きしてから端の5ミリ程度のところを切り落とします。切り落とした端は具として一緒に入れるので捨てないでね。

②またその油揚げは、めん棒等を転がして袋状にしておきます。

③中に入れる具材は10センチほどのゴボウをみじん切りにしたものと、

④2㎝ぐらいの厚さのにんじんをみじん切りにしたものと、

⑤ほうれん草は1/4束くらいを荒く切ったものと、

⑥冷凍庫にストックしてあるエノキダケ適宜を細かく切ったものと、

⑦豚の挽肉50gぐらいと、下味に白だしを入れてよくまぜます。

➇ここで卵を入れるのですが、

よくまぜてもいいですし、大雑把に混ぜると卵の白身と黄身がまだら模様になって、それはそれで切った時に断面が美しくなります。

⑨➇の具材を油揚げに詰めて爪楊枝で止めます。具材が均等になるようにちょっと平らにしましょう。

⑩あとは、規定通りに希釈した白だしで⑨を煮こんで出来上がりです。時間は弱火から中火で15分ぐらいかな。

巾着煮を切ってみたら中身が半熟なんて最悪ですので、しっかり煮込むことがポイント。
☝そして一度冷ましてじっくり味を浸みこませるのがもう一つのポイントです。

食べる時には再度温めましょう。

その気になるお味は、口に入れた瞬間白だし風味がじゅわ~っと口に広がります。卵の白身と黄身のまだら模様を目論みましたが、仕上がりは均一になってしまいました。

今度作る時はもう少し大雑把に混ぜてみたいと思います。

ごぼうを入れてみたら食感が良くなり、それも美味しかったですが、中に入れる具材は枝豆やしいたけ、ヒジキなどを使っても美味しそう。また卵だけの巾着煮だったら、それも手っ取り早く作ることが出来ますね。

うどんにも合う油揚げの巾着煮

油揚げの巾着煮はうどんとの相性も抜群で、うどんの汁を白だしにすると味に統一感があって、これもとてもおいしかったです。

緑色のとろとろしているのは、とろろ昆布。さらに相性バッチリになります。

サイドメニューはまるでチーズな塩豆腐

最後に和な晩御飯メニューのご紹介です。

油揚げの巾着煮のサイドメニューに、まるでチーズな塩豆腐も添えてみました。塩豆腐は小さじ1/3程度の塩を絹ごし豆腐の両面に塗って、

キッチンペーパーに包み、重石をかって水分を抜いたもの。

これは前日に仕込んでおけば翌日には食べられます。もちろん味は豆腐ですけど、その食感はまるで濃厚なチーズのようになります。

お好みでゴマ油をかけていただきます。

某日の夕飯です。

先日発芽玄米を買ったので、ごはんは発芽玄米と白米のブレンドにしてみました。

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