今年の夏、わが家の家庭菜園では人生初の大玉トマトを収穫していました。トマトは大好きですが、大玉トマトを育てるにはハードルが高かったため、今まで育てて来たのはミニトマトばかり。
ところが素敵過ぎる無人販売でトマト（桃太郎）の苗を売っていたことからダメもとで苗を購入し、育ててみたら何とかうまく収穫できました。
素敵過ぎる無人販売についてはコチラの記事をご覧ください。
またトマトの収穫についてはこちらの記事をご覧ください。
さて、もったいながり屋の私のこと、その後収穫した桃太郎は丸ごと冷凍保存していましたが、冷凍庫も限界と言うものがあります。ここは冷凍桃太郎を率先して使いたいところ。
そこで閃いたのがトマト入りポトフでした。今回は野菜をふんだんに使ったトマト入りポトフのご紹介です。
トマトの皮むきは冷凍がおすすめ
トマトは加熱すると当然皮が剥けてきます。トマトの皮は消化吸収されない食物繊維で主に構成されています。適量を食べる分には何の問題もありませんが、食感は劣ります。
なのでまずはトマトの皮むきについてお話したいと思います。
トマトの皮むきの方法としては、皮に切り込みを入れて熱湯にさっとくぐらせたあと、冷水で冷やしてむく方法が一般的かもしれませんが、無精者の私にとっては湯を沸かす手間も、冷水で冷やす手間も心から嫌！
トマトをフォークに刺して焼いて皮を剥く方法もありますが、トマトが何個もあったらどうするの？っていう話。根本的に手間暇を惜しむ人、私。
トマト入りポトフを作るにあたって今回トマトは丸ごと冷凍保存していたので、実は冷凍だからこそ簡単に出来る皮むきの方法があるのです。
それは冷凍トマトを水につけておく方法。トマトの皮に傷をつけて置けば更に剥きやすくなります。冷凍トマトは加熱して食べる分には何の問題もないし、皮むきのストレスもなくなります。
実際にその方法で皮むきしたトマトがコレ。
美肌です（笑）
トマト入りポトフレシピ
トマトの皮むきが出来れば後は何の問題もありません。いよいよトマト入りポトフを作ります。
ポトフはフランス語で「火にかけた鍋」という意味を持っています。野菜を大きめにカットして牛肉やソーセージ、ベーコンなどとコトコト煮込むフランスの家庭料理です。
ワタシ的には鍋物もポトフも食材に決まりなしと思っているので、ある材料で作ることにしました。また鍋は最近ドハマりしているダイソーの土鍋で。
この土鍋のサイズがひとり用以上ふたり用未満のちょうどいいサイズで、使い勝手が良くてフル稼働しています。
ではレシピのご紹介です。
①湯剥きしたトマトの他にくし形に切った玉ねぎを入れます。
②皮を剥いて４つ切り程度に切ったじゃがいもも入れます。我が家ではフランクフルトソーセージも冷凍保存しているので、それも入れちゃいます。
③じゃがいもに存在を消されていますが、乱切りしたにんじんも入れています。
④ ③にお水を入れてコンソメ顆粒も入れて材料が柔らなくなるまで煮込みます。
⑤職業婦人としては（古っ！）もっと野菜を摂り入れたいところなので、冷凍庫にストックしてある冷凍ブロッコリーも入れました。
※職業婦人＝第一次世界大戦期の急速な経済発展に伴い、都市では企業や官公庁で働く事務員などの需要が高まった。女性も事務員やタイピストなどの仕事に就くようになり働く女性が増加した。このような新分野の仕事に就いた女性たちは「職業婦人」と呼ばれた。職業婦人たちの多くは、高等小学校や高等女学校を卒業後、結婚までの一時期、就職して働いた。
女性が働くことに対して偏見は根強かったが、彼女たちは周囲から先進的な女性と見られることもあった。 女性就業支援バックアップナビより抜粋
話がそれましたが、当のワタクシ大正時代の人間では決してございません。
⑥後は塩コショーで味を整えて出来上がりです♪
ポトフはたくさん野菜が取れるのでとってもヘルシー。トマトは冬場でも簡単に手に入りますが、旬の時期に収穫したトマトは甘くて栄養価も高いし、何よりも自分で作ったトマトは愛着があるし無駄にしたくない。
そんな思いで作ったトマト入りポトフでした。
トマト入りポトフの応用編
今回はある材料で作りましたが、寒い冬場はスライス生姜も入れると体がポカポカしてきますし、セロリを入れると風味も良くなります。
これにカレールーを入れたら立派なスープカリー風になりますし、コンソメの代わりに和風だし＋お味噌で和風ポトフなんてのも乙ですし、牛乳を入れるとクリームスープになります。
今晩の大館めんちゃんねる地方は暴風雪の予報。ポトフでハフハフするのももちろんですが、明日の雪かきに備えてご飯支度なんかやってられない貴女には、煮こむだけのポトフ、是非お勧めします。
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