いよいよタケノコの季節がやってきました。タケノコにも種類がありますが、私の住む地域で言うタケノコはネマガリダケのこと。
このネマガリダケの旬の時期には、タケノコ汁が食べたくなります。先日は初物を食べたくなり、ちょっと車を走らせてタケノコを調達に行ってきました。
今回はタケノコ汁に使ったある意味地産地消的食材のご紹介と失敗無しのタケノコ汁レシピをご紹介したいと思います。
主役はなんと言ってもタケノコ
私の住む地域で言うタケノコはネマガリダケのこと。ネマガリダケは、食べると歯ざわりがとてもよく、孟宗竹などとは少し違いますが、優しくとても良い香りがします。アクが少なく生のままかじってもそれ程エグミは感じません。
そんなネマガリダケの私のおすすめする食べ方が焼きタケノコ。これは皮ごと焼いて、皮を剥きながら食べるもの。
過去にはこんな記事も書いていましたので、どうぞご覧ください。
ところがタケノコはとても美味しいのですが、皮を剥くのが実は面倒くさい!下処理して水に浸しておくと、冷蔵庫で3日ほどは保存できるものの、皮を剥く時間が無かったり皮むきが追いつかなかったりするとタケノコも台無しになってしまいます。
焼きタケノコは私がおすすめする食べ方なのは間違いないけれど、いざという時には焼いてしまうという手もあります。
タケノコ汁にミズを入れても美味しいワケ
タケノコを自分で山に取りに行くには危険が伴うため、私はもっぱら買う専門ですが、今が旬の山菜のミズなら町内の林に行くと取り放題なので、最近は食べたくなったら取りに行っています。農道をてくてく歩いて行けば小一時間ほどで・・
ご覧の通り。
山菜のミズはクセがなく、シャキシャキとした食感がとても美味しい山菜です。なので炒め物にしても美味しいし、塩昆布のさざなみと和えても美味しいし、タケノコ汁に入れてもとても美味しいです。これはどんなお料理に使っても味が邪魔にならないからだと私は思っています。
シイタケだったら二ツ井の道の駅がおすすめ
さて、タケノコ汁を作るあたり、私はタケノコ汁に決まりなしだと思っています。できるものならありとあらゆる食材をふんだんに使いたい。キノコ類もおすすめですが、シイタケなら私のイチオシが二ツ井の道の駅で販売されている大容量のシイタケ。
私はシイタケを買うためにここに足を運んだこともあります。シイタケは大容量のため当然すぐには食べきれませんが、傘を上にして天日干ししておけば保存性も良くなります。
八幡平ポーク
タケノコ汁に不可欠なのが豚肉。市内には八幡平ポークの直営店があるのですが、八幡平ポークは鹿角市八幡平を拠点として養豚を営む農事組合法人で、その豚肉は八幡平ポークとブランド化されています。
その肉質は柔らかく、風味豊かな旨味がギュッと詰まった熟成肉。直売店は県内に6か所と八戸にもあり、じわじわとその名を世に知らしめているブランド肉なのであります。
当然タケノコ汁にもおすすめ。八幡平ポークを食べてみたい方は、ネットショッピングサイトを張り付けておきましたので、覗いて見て下さいね。
秋田県:八幡平ポーク直売所とことんとん八‐お取り寄せ、贈答47CULB
タケノコ汁に決まりなし!なんでも入れようタケノコ汁
さて、材料は揃った!ある意味地産地消のこの食材たちを使って、決まりなし!のタケノコ汁を作ってみましょう。
①タケノコはきれいに洗い、茎の硬い部分と穂先の先端を斜めに切り落とします。 皮に切り込みを入れ、沸騰したお湯で8〜10分ほどゆでて水にさらし、冷めたら皮をむきます。 私はなんと!焼きタケノコを食べやすい大きさに切ったものを使うことにしました。
②ミズは皮を剥いて、食べやすい長さにポキポキ折りました。
③レアな感じの干しシイタケは水に戻すとふんわり。太目の千切りにしました。
④色どりには人参が欠かせません。5ミリほどの厚さのいちょう切りにしました。
⑤豚肉は食べやすい大きさに切ります。
⑥残っていた玉ねぎがあったので、玉ねぎは薄切りにしました。
⑥鍋にほんだしと水を適量入れ、具材を入れて煮こみます。アクを取り除きながら野菜がやわらかくなるまで中火で煮込み、味噌を溶かし入れて出来上がりです。
タケノコ汁は豚汁同様失敗する必要のまったくない、簡単レシピです。今が旬の、ある意味地産地消のタケノコやミズを使ったタケノコ汁なんていかがですか?
昔から初物(はつもの)は縁起がよく、食べると寿命が75日延びると言われてきました。 まだ初物のタケノコを食べていない方には特におすすめします。
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