おはようございます。新型コロナウィルスの大流行により、私の職場では県北以外の外出は自粛しなければならず、必然とおうち時間が増えています。
今回は、今でこそ簡単にお出かけ出来なくなりましたが、かつてお出かけした先で食べた郷土料理を思い出しながら、私が気がついた汁物の法則のお話、餅粉を使った汁物に挑戦のお話です。
各地の郷土料理の法則
以前はふら~っと一人で出かけることがよくあり、出かけた先で郷土料理をいただくのも楽しみのひとつでした。すると郷土料理にはある法則があることがわかりました。
例えば汁物。地元大館だと比内地鶏を使ったきりたん鍋をよく食べますが、それは醤油仕立て。
山形であれば芋煮が有名で牛肉と里芋が入っていて醤油味だったり、
かと言って豚肉を使った芋煮もあるし、その場合は味噌仕立てがメインになります(豚汁ともいう)
岩手のひっつみ汁は鶏ダシでひっつみ(小麦粉をこねたもの)が入っていたり、
八戸のせんべい汁は豚肉を使うこともあれば鶏肉を使うこともあり、それが味噌仕立てだったりしょうゆ仕立てのものもあります。
山梨のほうとうも味噌味だったり、醤油味のもあるのかな。
それらは私が知るところの範囲であげてみましたが、それらのどれもが肉+野菜+炭水化物なのです。そして鶏の場合は醤油味、豚肉の場合は味噌味が多い気がするのです。違う場合もあるかもしれないけれど、傾向としてはの話です。
そうだ!餅粉をこねてみよう!
今回はその炭水化物の部分に餅粉を使えるんじゃないかと思い作ってみることにしました。餅粉を使って麺を作るのはどう考えても無理のような気がしたので、構想はひっつみ風。ちなみにひっつみは小麦粉の生地を引っ張ってちぎることからひっつみと呼ばれているそうです。
ただ米粉100%がどんな状態になるのか全く予想がつかなかったので、よくつなぎに使われる片栗粉もブレンドすることにしました。
餅粉のひっつみ風レシピ
まずはひっつみ作りから。
①餅粉9に対して片栗粉1を混ぜて水を少しづつ足しながら、もたもたと落ちるくらいの固さにします。
②①をスプーンですくいながら、沸騰したお湯の中に落とします。それが浮いてきたらザルにあげて水に入れておきます。
ひとつ味見をしてみたら、まるでふわふわ。こちらでお彼岸に食べている団子(ダンシ)をふわふわにした感じがします。好感触💛
③汁を作ります。具材はあるもので。
まずは鶏肉を食べやすい大きさに切ります。
④ニンジンは半月切り。
④冷凍庫にストックしてあるブナシメジも使います。
⑤買い置きの糸コンは湯がいて適当な長さに切っておきます。
⑥お水に鶏肉、人参、ブナシメジ、糸コンを入れて材料が柔らかくなったら(灰汁は丁寧にすくい取りましょう。)
⑦酒、しょうゆ、かつおだしで味付けします。
➇ひっつみをどんぶりに盛り付け、汁をかけて、
⑨冷凍ストックしている輪切りのネギを散らして出来上がり。
見た目、普段私が食べているお雑煮のようです。そして食べてみると期待裏切らない、まるで普段食べているお雑煮!いいえ、雑煮そのもののようです。
またひっつみは餅粉を使っているので腹持ちがいい!ゆえにお腹がなかなかすかない!食べ過ぎには注意!だと思いました。
関連記事
にほんブログ村と人気ブログランキングに参加しています。
ぽちっとしていただけると励みになります。
よろしくお願いします。
↓↓↓
コメント