昭和な喫茶店の思い出のナポリタン

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昭和な喫茶店の思い出

おはようございます。今日は毎度のことながら家庭菜園でピーマンを収穫したので、昭和な喫茶店のナポリタンを懐かしみながら、たまにはスパゲティナポリタンでも作ろうかと思ったお話です。

一応こんな私でも青春時代はあり、いわゆる喫茶店に出入りをしていた時期もありました。よく出かけた喫茶店は、今はなくなったけど生協の横の通りのブラジルだったり、大館市役所の筋向いにあった表参道だったり、喫茶店じゃなかったけどヒツジヤの向かい側のビルの二階にあった島田屋などでした。

私は昭和生まれですので当然お店は昭和な感じ。あっ、そうそう!秋北ホテルの裏側にあった洋服屋さんの二階にも喫茶店がありましたね。その後、ジャックと豆の木と判明。

昭和な喫茶店のナポリタン

とにかく私が思うところの喫茶店のナポリタンはこんな感じでした。記憶が混同しているところもありますが。

昭和な喫茶店のナポリタンはアルデンテとはいいがたいちょっと柔らかめの麺で、そのソースは濃厚。食べると口の周りが吸血鬼みたいになるスパゲッティ。

テーブルの横には調味料セットが置かれていて、ほとんどの場合塩の入れ物には米粒が入っている。その米粒は湿気を呼ばないためのものなんだけど、当時私はそれが不思議でならなかった。

ナポリタンには必ずタバスコがつきもので、いいか悪いかは別にして、タバスコのキャップを取るとその縁には乾いたタバスコがまつわりついている。粉チーズも強く振らないと筒の中で粉々にならない。振りすぎてテーブルに手をぶつけたこともあったかもしれない。

昭和なナポリタンにはスープじゃなくって味噌汁がついていて、その味噌汁も卵とワカメのわりと塩辛いもの。何人もの人がすすり上げたためお椀の縁は塗料が剥がれ落ち、お椀全体もすぐに水分を吸収してしまうくらい年季の入ったもの。

青春時代を謳歌していたのは私だけではなかったので、他のお客さんもたくさんいてお店はいつも大忙し。ナポリタンを完食する頃には案の定喉が渇いてしまい、お水をお替りしたいんだけど、大忙しのため待たされる。

そしてほとんどの場合お水をおかわりできないまま、ずっと滞在していることが都合悪くなり喉が渇いたまま退店。でもそれが私の記憶の中の昭和なナポリタン。

昭和な喫茶店のナポリタンレシピ

さて、昭和な喫茶店のナポリタンを再現してみようと思って作った私のナポリタンレシピのご紹介です。

①昭和な喫茶店のナポリタンにミニトマトは入っていなかったけど、菜園で採れたミニトマトがあったため、ミニトマトは半分に切ったものを用意します。

②ウインナーソーセージは乱切りにすると断面の面積が広くなり、見た目ボリュームアップ!
③玉ねぎはちょっとだけ厚めの?薄切り。

④ニンニクチューブで香りづけしたサラダ油で(昭和な喫茶店はサラダ油を使うべし)ウインナーと玉ねぎを炒め、

⑤アルデンテとは程遠い柔らかめのスパゲッティを入れて一緒に炒め、
⑥味付けは自己流なんだけど、トマトケチャップ、塩、コショーとほんの少しはちみつ。

⑦これは全くの自己流なんだけど、ウスターソースの代わりに冷蔵庫のポケットにある使わずじまいの粉の焼きそばソースが隠し味。

⑧緑色は緑色のままにするために一番最後に太めの千切りのピーマンを入れて

⑨自己流のミニトマトも入れて一緒に炒めると、

マイアレンジの昭和な喫茶店のナポリタンの出来上がり。

忘れていけないのがわかめと卵のわりと味の濃い味噌汁。

お椀は出来たら年季の入ったものがおすすめ(笑)。で、マスターはお客さんに提供した生ジュースの残りを水用グラスに注いでカウンター裏で飲んている・・

いかがでしたか?記憶が混同しているところもありますが、私のイメージするところの昭和な喫茶店のナポリタンでした。

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コメント

  1. Daimal より:

    そんな喫茶店のカウンターでナポリタンを作っていたのは私です(東京立石だけど)。
    塩の瓶に米粒が入っているのは、吸湿という意味もありますが、固まった塩を振ってほぐすとき
    に、米粒があるとほぐれやすいからとか、喫茶店神話って沢山ありました。。。
    因みに、ここにキノコ類を入れて醤油で味付けした賄い和風スパが手軽で美味しいですよね。

    • mennchann より:

      Daimalさん

      うわっ。きゃ~そうなんですか?
      ブログを拝見していて、そんな感じはしてました。
      おっとうもバイトしてたことがあって、いろんな裏話をきいたことがあります。
      今は喫茶店をカフェと言いますが、私の中では喫茶店とカフェ違います。

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